システム開発の流れをシステム要件定義→外部設計→内部設計→プログラミング→結合テスト→導入・運用とした場合、ウォーターフォールモデルは上流工程から下流工程に向かって順番に進める手法です。川や滝の上流になぞらえて、上流工程は前半部分(システム要件定義、外部設計、内部設計)、下流工程は後半部分(プログラミング、結合テスト、導入・運用)を指します。水が高いところから低いところへ向かって落ちていくように、ウォーターフォールモデルは、後戻りせず進んでいきます。計画が立てやすく、どの段階まで作業が進んでいるかの進捗確認がしやすいため、古くから用いられている手法です。
講座:システム開発の進め方を知る(000013)